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【やってる?】中国のスマゲー「陰陽師」が日本でも人気に 「陰陽師」とは?

2016-10-19 人民網日本語版 人民网日文版

 

中国の人気スマホゲームアプリ「陰陽師」が中国だけでなく、日本でも大人気になっている。同ゲームは映像がきれいで、各キャラクターの声も全て日本の豪華声優陣が担当。日本の歴史と組み合わせて、フレッシュな体験を提供している。

 

同ゲームでは、日本の平安時代の有名な陰陽師安倍晴明をメインとする陰陽師やいろんな妖怪が登場する。陰陽師たちは、和風のうつくしい衣裳を身にまとっており、強力な魔法を操ることができる。では、古代の日本において、実際の陰陽師とはどんな存在だったのだろう?

 

陰陽師とは?


日本では、陰陽師は飛鳥時代から存在し、律令制下において中務省の陰陽寮に属した官職の1つだった。陰陽五行思想に基づき、陰陽道から学んだ占術や風水によって、天体観測や暦法制定の職務を行っていた。その後、本来の律令規定を超えて占術や呪術、祭祀を司るようになった。そして中世以降、民間で占術などを行う人も陰陽師と呼ばれるようになった。

 

平安時代になると、陰陽師の発展はピークに達し、官職の域を超えて、神秘的な宗教色のある分野へと発展した。しかし、平安時代末期に、武家社会が台頭し、幕府を掌握するようになると、陰陽師は衰退の道を歩んでいった。

 

中国を源として日本で発展


陰陽師の登場は、中国とも深い関係がある。陰陽師が拠り所としている陰陽五行思想は、中国では周代(紀元前1046-256年)に既に形成されており、書物「周易」にはその思想が詳しく記されている。その内容は、天文や暦法、風水学、医学など多方面に渡り、今でも中国医学や哲学で応用されている。

 

古墳時代から飛鳥時代の期間、朝鮮半島の百済は五経博士を日本に派遣し、漢学知識を教授した。しかし、その影響は小さかった。日本の政治や経済、文化に本当の意味で影響を与えたのは推古天皇10年(602年)に、百済が観勒や学僧を派遣した時で、聖徳太子を筆頭とする官僚34人に、五行学説を含む中国の思想を教授した。この時に、日本が中国から学ぶという時代の幕開けとなった。

 

日本は、中国に「遣隋使」や「遣唐使」を派遣して学問を学ばせたほか、教師を日本に招聘して教授を受けたり、中国の政策や文化を少しずつ取り入れ、日本独自の文化を作り上げていった。そのような過程で登場したのが陰陽師だった。

 

ゲーム「陰陽師」は日本でも話題に


スマホゲーム「陰陽師」が日本でも大人気となり、日本のメディアも次々に競って報道し、日本のゲーマーの間で話題となっている。多くの日本のネットユーザーからは、「中国のゲームだけど、映像がきれいで、遊び方も新鮮。やってみたらとてもおもしろかった」との声が上がっている。

 

同ゲームのキャラクターの声は、全て日本の声優が担当しており、中でも釘宮理恵は人気の声優だ。日本の文化がベースとなっていることに加えて、日本の声優が起用されていることもあり、日本人は親しみを感じやすいようで、日本のゲーマーにとっては始めやすいゲームとなっている。

 

ただ、好意的な感想も多いものの、中国産の和風ゲームとあって、違和感があるとの声もある。しかし、この中国ゲームが日本でも認められていることに疑いの余地はない。


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